
小学生の頃より作文が苦手な私にもライティングってできるんですか?

できますよ。

どうやるんですか?

ポイントは文章って書き方もゴールも一つではないんです。

それはどういう意味ですか?

例えば、芥川賞や直木賞を狙うような文章であれば美文であることを求められるかもしれませんが、単に事実を述べるだけ、検索エンジンに掲載させるための文章であれば、凡作でいいんです。

普通でいいということですね?

そうです。普通で大丈夫です。
そういった意味でいうとネットの文章って独特というか、より簡潔なほうが好まれます。
理由としては、検索エンジンが理解しやすいからです。
そういった意味でいうとネットの文章って独特というか、より簡潔なほうが好まれます。
理由としては、検索エンジンが理解しやすいからです。

そういうものなんですか?

人が読んで感銘を与えることが目的でもない限りはニュースのような事実を淡々と書き、最後に簡単にまとめるような文章で十分なんですね。

それを聞いて安心しました。
でもやっぱり素人には難しくないですか?
でもやっぱり素人には難しくないですか?

そこで本題なのですが、文章の構成です。
基本的な文章の構成ってどうなっているか分かりますか?
基本的な文章の構成ってどうなっているか分かりますか?

分かりません。

基本的には、序文・本論・結論という3つのパートに分かれています。

あっ聞いたことが有ります。
裁判で冒頭陳述っていいますよね。
裁判で冒頭陳述っていいますよね。

そうです。
要するに、前提 → 根拠 → 結果 という流れになっているんですね。
要するに、前提 → 根拠 → 結果 という流れになっているんですね。

プロローグ・冒険・結末とも言い換えることができます。
ただし、商用の作文=作品はこの順序だとネタバレしちゃいますよね。
だから、起承転結の「転回」があったり、「結」から突然はじまったりと伏線を張り読者のミスリードを誘います。
ただし、商用の作文=作品はこの順序だとネタバレしちゃいますよね。
だから、起承転結の「転回」があったり、「結」から突然はじまったりと伏線を張り読者のミスリードを誘います。

起承転結ではなく転起承結みたいな?

しかし、そういう文章ってネット(検索エンジン的)には求められていないわけです。
少なくとも検索エンジンにヒットさせるための文章としては目的が異なります。
少なくとも検索エンジンにヒットさせるための文章としては目的が異なります。

しつこいようですが、それはどうしてなんですか?

わざわざ検索してまですぐ欲しい答えなわけですから、そのウェブページにアクセスしてまたクイズやなぞなぞ、答えは「自分自身で探して下さい」なんてことになったら不便だしイラッとするでしょ?

あー分かります。確かに。

検索エンジンに載せる文章には検索エンジン文学というものがあるんです。
人間が人間に読ませる文章と検索エンジンに載せる文章は異なります。
狙うは圧倒的に後者なんです。
人間が人間に読ませる文章と検索エンジンに載せる文章は異なります。
狙うは圧倒的に後者なんです。

検索エンジン文学ですか?! 初めて聞きました。

検索エンジン文学のポイントは3つあります。
安近短です。
安近短です。

具体的には?

知りたい情報が知りたいだけ知りたい場所に分かりやすくある、ということです。

それが検索エンジン文学のポイント「安近短」なんですね。
文章は平易で構わないことは理解できましたけど、ネタ探しはどうすればいいんですか?
文章は平易で構わないことは理解できましたけど、ネタ探しはどうすればいいんですか?
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